スイスの気候

国土の半分以上が山岳地のスイス。標高によって天気や気温は大きく異なる。北部は海洋性気候で寒暖の差が激しく、南部は地中海性気候で比較的温暖である。

スイスの四季の変化ははっきりしている。木々が芽を吹き、若葉が薫る春(3月~5月)、気温が25~30℃まで上がる夏(6~8月)、果実が実る紅葉の秋(9月~11月)、そして冬(12月~2月)は雪景色が美しい。

春:雪解けが始まる春。

晴れの日が増え、木々が芽吹き花も咲き始める。スキーのシーズンは終わるもハイキングには、なだれの危険があり向かない。都市観光や湖畔でゆっくりするプランがお勧め。

夏:本格的なハイキングシーズン到来。

6月は標高の高いところには雪がまだ残っているので、ルートをしっかり選んでハイキングを楽しもう。7、8月は高山植物も満開、カウベルの音色をBGMに息をのむようなアルプスの絶景を眺めながらのハイキングは一生の思い出となるだろう。

秋:日本よりも秋の訪れは早い。

初秋は山の天気が安定しており紅葉の中でハイキングも楽しめるが、秋が深まるにつれ山の天気は徐々に変わりやすくなる。ロープウェーや登山列車の運行も不定期になるためハイキングには向かず、スキーシーズンにはまだ早いため、都市部、湖畔部の紅葉を楽しむことをお勧めする。

冬:観光客で溢れる。

12月に入るとスキー、ソリ、雪山ハイキングなどのウィンタースポーツを楽しむためにヨーロッパ各地から人々が訪れる。雪は多いが、晴天率が意外に高いので人気が高い。クリスマスホリデーにはイルミネーションも美しく街は観光客で溢れる。

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