メキシコシティの交通

メキシコシティには12路線のメトロを中心として、5路線のメトロバス、その他にもバスが街全体を網羅しています。観光客の方が最も使うことになるのは、メトロ、メトロバス、そしてタクシーです。

メトロ

メキシコシティを縦横無尽に走る12路線のメトロ。目的地に限らず、乗車券は均一5ペソです。乗り方は、Taquillaというチケット売り場で、欲しい枚数を言うと、中の駅員がその数を切って渡してくれるので、お金を払います。日本のようにデポジット出来るICカードもあります。そちらを購入することも出来ます。

料金:一律5ペソ

運行時間:
平日 5:00-24:00
土曜 6:00-24:00
日・祝日 7:00-24:00      

乗り方は、切符を改札機に通し、進みます。切符は出てこないので、入れたら先へ進みましょう。

メトロではスリや盗難などの事件も発生しているので、混雑した車両は避け、荷物は前側に持ち、常に肌身離さないようにしてください。カメラなどを提げたまま入るようなことは避けましょう。

メトロバス

メトロバスは、主要道路インスルヘンテス通り上など5路線走っています。最初に乗る際に乗車カードを16ペソで購入し(1回分の運賃6ペソが入っています。)、改札を通し、バスに乗ることになります。そのカードにチャージしていくので、なくさないようにしましょう。バスのドアが閉めるのが早いので、急いで出入りしましょう!

料金:一律6ペソ ※乗車カードが必要で、10ペソ
運行時間:路線にもよりますが、大体5:00-23:00です。

中心地のベージャス・アルテスや、イダルゴといった場所から、空港(第1、2ターミナル)行きのメトロブスのLinea 4(路線4)も出ているので、タクシーで行きたくない場合などは利用してみてください。その際、空港行きは30ペソと割高になるのでご注意ください。さらに、Linea 4は北ルートと南ルートがあり、北ルート(Ruta Norte)の中でも空港行きのものしか空港へは行きません。よくご確認ください。

タクシー

メキシコでタクシーを乗る際には、少々割高になりますがsitio(シティオ)と呼ばれる無線タクシーを利用しましょう。Libre(リブレ)と呼ばれる流しのタクシーは政府不認可のものも走っていて、タクシー内で多くの事件が起きています。
ホテルに滞在している場合はホテルでタクシーをしてもらいましょう。sitioを利用する際は、街角にブースがあり、ここで電話で呼び出してもらうことになります。目的地をメモなどに書いて渡すといいでしょう。
libreに乗る場合は、必ず政府認可の顔つきの証明書がタクシーに貼られているか確認します。その上で、どこでタクシーを取るかが重要です。ソカロ周辺やガリバルディ広場など観光地に近い場所は特に危険なので、それらの場所はなるべく避けましょう。また、夜のタクシーは危険度が増すので頭に入れておきましょう。
料金は基本的にはメーター制ですが、交渉制にする人もいます。メーターは昼間は1もしくは3、夜間は2または4を点灯させます。シティオなどは、昼間は5または7、夜間は6、8が点灯します。ぼったくりにも気をつけましょう。乗る前に大体いくらぐらいかかるかを交渉出来たらしておくといいでしょう。

バス

ペセロやミクロと呼ばれる大型・中型のバスや、電線を電気を供給して走るトロリバス、大型のカミオンと呼ばれるバス、小さいバンのコンビがあります。これらはなかなか観光客の方が利用するには難しいと思います。
行き先はバスの前にかかった行き先表示を見るのは至難の技です。トロリバスは決まったバス停がありますが、他のバスに関しては融通がきき、バス停でなくても手を揚げれば停まったり、降りたりが出来ます。そのようなバスに乗ったら、下りるサインのベルを押します。バス後方出口の上にあることが多く混みだすと押すことが出来ないので、誰かに声をかけ押してもらいましょう。運転手に直接下りることを伝えることも出来ます。

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