ギリシャ・アテネ旅行ならCool-Greece。観光スポット、現地発ツアー、ホテル、グルメ、ショッピングなどの情報を現地からお伝えする旅行情報総合サイトです。
ホーム > ギリシャってどんな国?
ギリシャはヨーロッパ文化の基礎を築いた国であり、彫刻、演劇などの芸術や、哲学、自然科学などの学問の他、政治や言語体系など、この国で生まれた文化は現代社会に大きな影響を及ぼしています。英語やフランス語など多くの国々で用いられているアルファベットや単語の多くがギリシャから生まれたと言われています。また、オリンピック発祥の地として有名で1896年と2004年には首都アテネで近代オリンピックが開催されました。
ギリシャの面積は約13万平方キロメートルで、日本のほぼ1/3にあたります。半島の先端部とペロポネソス半島から成る本土と、エーゲ海などに点在する大小約3000もの島々から構成されています。
アクロポリスやアポロンの神託が行われた聖地デルフィなどの古代遺跡、エーゲ海クルーズでヨーロッパ最古の文明を育んだクレタ島などの島々など数千年の時空を超えた旅を楽しめる魅力にあふれた国です。
アテネはアッティカ地方にある世界でももっとも古い都市の一つで約3,400年の歴史があります。芸術や学問、哲学の中心で、プラトンが創建したアカデメイアやアリストテレスのリュケイオンがあり、西洋文明の揺籃や民主主義の発祥地として広く言及されておりその大部分は紀元前4-5世紀の文化的、政治的な功績により後の世紀にヨーロッパに大きな影響を与えた街として有名です。今日の現代的なアテネは世界都市としてギリシャの経済、金融、産業、政治、文化生活の中心です。
2004 年夏にアテネで開催されたオリンピックでさらに注目を浴び、世界中から多くの観光客が訪れる人気の観光地になっています。アテネには文化的遺産が多く、西洋の歴史が窺えるオリュンピアのゼウス神殿、国立考古学博物館など見どころが満載です!
【ゼウス神殿】
オリンポス十二神の中の最高神であるゼウスに捧げられた神殿。紀元前550年ごろにアテネの僭主ペイシストラトスにより着工し、工事の中断を挟み132年に完成しました。当時はコリント式の柱が104本も並び、壮大な建造物でしたが現在はそのうち15本しか残っていません。
【ローマ時代のアゴラ】
アクロポリス遺跡とハドリアヌスの図書館との間にある、古代ローマ時代のアゴラの跡。奥行き82m 幅69mの長方形の広場はイオニア式の柱廊で囲まれ、商店などが入居していました。アゴラの入り口にある風の塔は、紀元前50年ごろに天文学者のアンドロニコスが建てたもので、日時計、水時計、風見の役割を果たしていたと言われています。
【アクロポリス遺跡】
標高70mの岩山に建設された遺跡で、1987年にユネスコの世界遺産に登録されました。アクロポリス(Ακρόπολη)とは「高い丘の上の都市」の意味。遺跡を代表するパルテノン神殿は紀元前447年に建設が始まり、紀元前438年に完成、装飾等は紀元前431年まで行われました。ドーリア式(ドリス式)の建造物で、装飾がすばらしく、高さ約10m、幅約31mあります。当時は、神殿内部にアテナの像が安置されていました。1687年9月26日、オスマン帝国の火薬庫として使われていた神殿はヴェネツィア共和国の攻撃により爆発炎上し、大破してしまいました。現在、神殿の修復や保全など、後世に伝えるための再建計画を実行しています。また、アテナ・ニケ神殿はアテナを祭った神殿で、紀元前424年に完成したもので、ニケとは「勝利」の意味で、アテナを勝利の女神として祀った。戦いでの勝利を常に願う当時のアテネ市民が、この勝利の女神がアテネ以外の場所に行けないように、翼を切り落とした状態で祀っています。現在、東側のフリーズは近くにある、2009年6月20日に開館したアクロポリス博物館に、それ以外はロンドンの大英博物館に展示されています。
【国会議事堂】
無名戦士の碑の後ろに建つ、中心に大理石の柱を据えた建物で、1842年に完成しました。もともとは初代ギリシャ国王オソン1世(Otto of Greece、Όθων της Ελλάδας、オトン1世、オットー1世)の王宮だしたが、1931年に改装され、国会議事堂になりました。政府機関なので観光での入場はできませんが、建物は一見の価値があります。
【無名戦士の墓】
シンタグマ広場の目の前にある、ギリシャ独立戦争をはじめとした戦争での戦死者を追悼する碑で1932年に造られたものです。碑の後ろの建物は国会議事堂があります。碑には死の床で横たわる兵士の姿が彫られ、その両脇には歴史家トゥキディデス(Thucydides、Θουκυδίδης、トゥキュディデス、ツキジデス)の言葉がギリシャ語で刻まれている。その言葉を日本語に訳すと、右側は「英雄たちにとって、世界のどこでも彼らの墓となる」、左側は「伏している無名戦士のために、空のベットが運ばれてくる」。碑の両脇には民族衣装を着た衛兵がひとりずつ立っており、衛兵はひとりあたり1時間直立不動の状態で立っています。衛兵は30分ごとに左右の持ち場を入れ替え、1時間ごとに交代します。日曜10:50~11:10分に行われる衛兵の交代は大規模で、見物客でいっぱいになる人気観光スポットになっています。
ギリシア料理は、最初に「エリニコサラーダ」(ギリシア風サラダ、「ホリアティキサラーだ」も言われる」)「フェタ(山羊乳のチーズ)」「ザジキ」「タラモサラーダ」と「パン」と食前酒の甘いサモス産のワインや「レチーナ」から始まり、「ウゾ」を味わいながらオリーブをおつまみに食し、白ワイン・レチーナと魚の料理が最初のディシュで、赤ワインと「ムサカ」「スブラーキャ」などの肉料理がメインディシュとなり、最後に「バクラヴァ」と「エリニコカフェ」(ギリシャコーヒー)で終わるのが通例です。
近年、ギリシアレストランも高級化がすすみ、フランス料理並みの豪華な調理と食材が供され、美食家には充分の満足感を得ることができます。高級レストランでは予約が必要ですが通常予約は必要ありません。また、通常サービス料込みの価格で、パリのフランス料理の半額程度で美味しい食時を楽しむことができます。但し、高級レストランは、シンタグマ広場隣接のプラカ地区と異なり、フランスのパリの高級レストラン並みの料金が必要となる場合もあります。
また、ギリシャはワインの宝庫としても有名です。
本場のギリシャ料理を美味しいワイン共に是非1度味わってみてくださいね!