中国基礎情報と祝祭日

国名

■日本語表記:中華人民共和国(通称:中国)
■中国語表記:中华人民共和国
■英語表記:People's Republic of China(通称:China)

国旗

中華人民共和国の国旗は、赤地に5つの黄色い五芒星を配したもので、五星紅旗(ごせいこうき、拼音:Wǔxīng hóngqí)と呼ばれています。
赤色は革命を、黄色は光明を表し、大星は中国共産党の指導力を、4つの小星はそれぞれ労働者・農民・小資産階級・愛国的資本家の4つの階級を表しています。全ての小星の頂点は、大星の中心に向いており、これは人民が一つの中心(共産党)の下に団結することを象徴しています。ソ連の国旗を参考にしたものと考えられています。

国章

中華人民共和国の国章(ちゅうかじんみんきょうわこくのこくしょう)は、中華人民共和国のシンボルです。この図案は1950年6月23日に政治協商会議が国章として制定しました。
国章の中央部は5つの星の下に金色の天安門があり、城楼の上方の4個の小さい五角の星は半円弧に配置され、1個だけ大きい五角の星中央上部にあります。国章の周囲はムギ穂と歯車をあらわしています。歯車とムギ穂は中国のプロレタリアートと農民階級を象徴し、天安門は中国人民の闘争の精神を象徴して、5個の星は中国共産党が指導するもとの全国の人民の固い団結を象徴している。

時差

日本と中国の時差は1時間。(日本が1時間進んでいます)
サマータイムはありません

公用語

多民族国家であるため、様々な方言が存在しますが、公用語は普通話(ふつうわ/プートンホワ)です。こちらは北方語※1を基礎として若干改訂を加えた言語で、放送などの普及により若年層で話せない者は殆どいなくなっています。通常勉強する"中国語"もこちらです。香港では北京語の他に広東語や英語も公用語となっています。 (※1...北京語は北方語のひとつです)

○七大方言
粤語(広東語)
北方語(官話方言)
呉語(上海語など)
贛語(南昌語など。客家語と近い)
湘語(長沙語など)
閩語 (台湾語など)
客家語

中国基本概要

首都北京市
面積9,596,960km2
人口13億4133万人
通貨元(CNY)
民族漢族(全体の94%)の他、55の少数民族がいます。チワン族、ウイグル族、モンゴル族、チベット族、回族、ミャオ族など。
宗教憲法で宗教信仰の自由が保障されています※2。国教はなく、主な宗教は仏教、道教、イスラム教、キリスト教です。
※2未成年者への宗教教育は禁止されています

中国の祝祭日

1月1日元旦西暦の新年1日
3月8日国際婦女節女性の社会、政治、経済等への貢献を祝う。女性のみ半日
3月12日植樹節孫中山の逝世記念日。植樹や造林活動を行う。1979年に全国人民代表大会で決定。なし
5月1日国際労働節働く人の社会及び経済への貢献を祝う。1日
5月4日五四青年節1919年5月4日に反帝国主義運動を行った学生を記念する。青年(14歳以上)のみ半日
6月1日国際児童節子供の福祉の促進を祝う。子供(14歳以下)のみ1日
7月1日中国共産党建立記念日1921年7月23日の中国共産党の設立を記念する。なし
8月1日中国人民解放軍建軍節(健軍節、八一建軍節)1927年8月1日の南昌起義を記念する。現役の軍人のみ半日
9月3日抗日戦争勝利記念日1945年9月2日日本が連合国の降伏文書に調印したことを記念する。なし
9月10日教師節教師の社会への貢献を祝う。1985年1月に全国人民代表会議で設立された。なし
10月1日中華人民共和国国慶節(国慶節1949年10月1日、中華人民共和国中央人民政府設立を祝う。3日間(10月1日、10月2日、10月3日)
中国暦1月1日春節中国暦の新年。中国暦の12月30日(前年)、1月1日、1月2日をそれぞれ除夕、年初一、年初二という。3日間(中国暦の12月30日、1月1日、1月2日)
中国暦1月15日元宵節小正月。灯篭を観て楽しんだり、元宵(甘いスープの中に餡を包んだ餅を浮かべた食べ物)を食す。なし
中国暦2月2日春農節“龍頭説”とも呼ばれる。2月2日に龍が頭をもたげた伝説から。なし
中国暦4月5日節気清明清明節墓参り。先祖を祭る。1日
中国暦5月5日端午節端午の節句。屈原が祖国の行く末を嘆き汨羅江に身を投じたのが始まりと言われる(議論中)。ちまきを食べたり、ドラゴンボートレースをする。1日
中国暦7月7日七夕“乞巧節”或いは“七巧節”、“七姐誕”とも呼ばれる。織女と牽牛が天の川の橋の上で会った伝説から。なし
中国暦7月15日中元節“鬼節”、“盂蘭盆節”、“七月半”とも呼ばれる。お盆。なし
中国暦8月15日中秋節お月見。家族が集まり、月見をしたり、月餅を食べる。1日
中国暦9月9日重陽節重陽。敬老の日。高いところに登る。なし
中国暦節気冬至冬節“過冬”或いは“長至節”、“亜歳”とも呼ばれる。北部では餃子を食べることが多い。南部では湯圓(元宵)を食べる。なし
中国暦12月8日臘八節祖先の霊を祭る。豊作、吉祥を祈る。なし
中国暦12月23日(或いは12月24日)小年、または祭竈節かまどの神を祭る。かまど王を天に送り、神様にかまど王の善悪を判断してもらう言い伝えから。なし
中国暦12月30日除夕おおみそか。年越し料理を食べたり、爆竹を鳴らす。1日
ヒジュラ暦10月1日開斎節“肉孜節”とも呼ばれる。ラマダーンの終わり。イスラム教の祭日なし
ヒジュラ暦12月10日宰牲節“古爾邦節”とも呼ばれる。犠牲祭。巡礼の次の日。イスラム教の祭日なし

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