陶磁器の生産地として知られている「バッチャン村」

バッチャン村はハノイ市街から南東に約13㎞のホン川(紅河)沿いに位置しています。レンガ作りが盛んであったために今もレンガ工場が多いですが、15世紀ごろから陶磁器作りが始まり、現在では約100軒の工場が軒を連ねています。村の人口は約5000人で、90%近くが陶器作りに従事しており、白地に青の陶磁器が多く、近年は海外の観光客の増加もあって、色とりどりの形も大きさも様々な陶磁器が作られるようになっています。バス停付近から観光客目当ての土産店が数多く軒を連ね、焼き物市場を形成しており、所せましと山積みにされています。観光客向けの店が増え、景観は次第に変化し始めています。工場街はその周辺に点在し、工場の多くは有料で見学もでき、直接買うことも可能です。工場や店が密集する中心部を少し離れると、大変に静かでのどかな環境で観光客から注目されている人気スポットになっています。

アクセス方法

【公共交通機関】
・バス:47番の路線バスがロンビエンバスターミナルから数多く出ており、終点のバッチャンまで所要約40分。運賃は5000ドン。
・タクシー:約20分。半日チャーターで25ドルほど。
・ツアー:ハノイ市内のほとんどの旅行社が扱っているが、日本円で約4000円ほど。

※料金・運賃はすべて2013年8月現在。

写真:トリップアドバイザー提供

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