一般的なマナーとチップ

喫煙

フロリダ州では厳しい喫煙制度があります。ほどんどの公共施設内や街中は禁煙エリアです。歩きタバコやポイ捨てはもってのほかです。各所で"Smoke Free"という表記を目にすることがありますが、これは"禁煙"の意味です。お間違えのないようにご注意下さい。ホテル、レストラン、ナイトバーでも喫煙エリアを設けていない所は日本より多いので、どうしてもタバコを吸いたい方は事前に確認をして下さい。禁煙エリアで喫煙をした場合、罰金や罰が課されることがあります。

お酒

アメリカでは21歳以上ではないと飲酒が禁止されています。お酒を注文する際は、必ずと言っていい程、年齢確認の為にIDの提示を求められます。証明ができなければ飲酒ができないので、そのような場所に行く時は必ず年齢を証明できるIDを持っていきましょう。
お酒を公共の場で飲むことは禁止されているのでご注意下さい。

服装

仕事以外では、一般的にカジュアルです。またフロリダ州は暑いので、少し高めのレストランでも短パンやサンダルでの入店を許可しているお店もあります。しかし、高級レストランではやはりドレスアップが必要です。日本と同じように目的や場所をわきまえた服装を心がけましょう。そして、服に差別用語や意味の分からない英文がプリントされている物は避けましょう。
場所によってはクーラーが効きすぎる所もあるので、ストールや邪魔にならない着脱可能な薄手の上着があると重宝するでしょう。

その他 一般的マナー

・基本的にアメリカは、レディーファーストです。車・エレベーターなどに乗る時、レストランでの着席など女性が優先されます。女性は優先だからと感謝を忘れず、"Thank you"と言うのをお忘れなく。しかし、ドアはレディーファースト関係なく、すぐ後ろに人がいたら、開けて待ってあげる気配りをしましょう。もし男性が荷物を持っていたりしたら、女性でもドアを開けて待ちます。その他の場面では、日本と同じように性別関係なく、お年寄りや小さなお子様連れを優先するように心がけましょう。

・食事の際に、音を立てながら食べないようにしましょう。また、食器を持ち上げて食事をすることはマナー違反です。

・アメリカで人を呼ぶ時は、手の平を上にしましょう。日本でやるように、手の平を下にした場合は「あっちに行って」と追い払う無礼な意味になります。

チップ

日本にチップの習慣がないせいでついついケチりたくなるのがチップ。ひどいサービスを受けてまで払う必要はありませんが、それなりのサービスを受けたなら、感謝の気持ちは忘れずにチップを払うのがアメリカ。また、どんな場合でも、チップはお札で最低1ドル以上が礼儀です。チップの主な目安は以下の通りです。

■レストラン・・・合計金額の15%~20%(税額の約2倍)既に合計金額にチップが含まれている場合は、支払う必要はありません。

■ホテル・・・ポーターには荷物一つにつき$1~$2。ルームメイドは、ベッド一つにつき$1。ルームサービスには、合計金額の20%。ホテルのドアマンには、タクシーを呼んでもらった場合は$1


■タクシー・・・荷持の個数によりますが、料金の15%~20%。料金が低くても最低50セントは置くように。

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