国名

■日本語表記:エジプト・アラブ共和国(通称:エジプト)
■正式名称:アラビア語でجمهورية مصر العربية(ラテン翻字: Ǧumhūrīyah Miṣr al-ʿarabīyah)
■公式英語表記:Arab Republic of Egypt(通称:Egypt)
■首都:カイロ(Cairo)

エジプトの国旗

エジプトの国旗は、赤、白、黒の横三色の中央にサラディンの鷲(国章)を配した旗。赤は革命で流された血、白は明るい未来、黒は革命前の暗い過去を表すという。
またこの三色は、第一次世界大戦時のオスマン帝国に対するアラブ反乱で使われた旗と同じ色であり、汎アラブ色と呼ばれる。

地理

アフリカ北東隅に位置し、面積1,002,450平方キロメートルで世界で30番目の大きさである。国土の90%は砂漠で、ナイル川の西側にはサハラ砂漠の一部である西部砂漠(リビア砂漠)、東側には紅海とスエズ湾に接する東部砂漠(الصحراء الشرقية - シャルキーヤ砂漠)がある。西部砂漠には海抜0m以下という地域が多く、面積1万8000km²の広さをもつカッターラ低地は海面より133mも低く、ジブチのアッサル湖に次いでアフリカ大陸で2番目に低い地点である。シナイ半島の北部は砂漠、南部は山地になっており、エジプト最高峰のカテリーナ山(英語版) (2637m) や、旧約聖書でモーセが十戒をさずかったといわれるシナイ山 (2285m) がある。シナイ半島とナイル河谷との間はスエズ湾が大きく湾入して細くくびれており、ここがアフリカ大陸とユーラシア大陸の境目とされている。この細い部分は低地であるため、スエズ運河が建設され、紅海と地中海、ひいてはヨーロッパとアジアを結ぶ大動脈となっている。

エジプトの概要

国名エジプト・アラブ共和国
首都カイロ
面積1,001,450km2
人口81,120,000人
言語アラビア語
通貨エジプト・ポンド (£)
大統領アドリー・マンスール
宗教宗教はイスラム教が90%(ほとんどがスンナ派)であり、憲法では国教に指定されている。

エジプトの祝祭日

1月7日※コプト教クリスマス(預言者ムハンマド生誕祭)8月80日-10日※イードル・フィトル(断食月明けのお祭り)
1月24日※マウリド・アンナビー10月6日軍隊記念日
4月25日シナイ解放記念日10月15日-18日※犠牲祭
5月1日メーデー11月4日※イスラム暦の新年
5月6日※シャンム・イン・ナスィーム(春香祭)12月23日戦勝記念日
7月23日革命記念日)

※移動祝祭日ですので毎年変動があります。

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