ホーム > トルコの楽しみ方一覧へ > ボスポラス海峡クルーズ
「ヨーロッパとアジアの架け橋」と呼ばれるイスタンブール。文化と宗教の交差点であるこの都市は、ボスポラス海峡によってヨーロッパサイドとアジアサイドに分けられています。街歩きも楽しいけれど、海上から両岸を眺め、この都市の歴史に思いを馳せるのもロマンを感じられておすすめです。
旧市街側のエミノニュから黒海の入り口まで行く定期船を使って往復すれば約半日ほどかかりますが、ほかにもファーティフ・スルタン・メフメット大橋までを1時間半ほどで往復するミニクルーズもあります。
photo by phileole
クルーズのスタート地点は旧市街側のエミノニュ。まずは出航してすぐに出迎えてくれるのが、トルコ・ルネサンス様式のドルマバフチェ宮殿。
photo by QuartierLatin1968
そして19世紀オスマン帝国時代に建設された宮殿がホテルとして生まれ変わった、チュラーン・パレス・ケンピンスキー。各国の国賓、世界中のVIPが利用する最高級ホテルは海から見た佇まいも優雅。
photo by Jorge Lascar
ボスポラス大橋の手前に見えるのが、バロック様式の白亜の優雅なモスク、オルタキョイ・ジャーミィ。海峡からの光を取り入れるため、大きなステンドグラスの窓がはめられています。
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オルタキョイ・ジャーミィの背後にはボスポラス大橋が架かっています。黒海からマルマラ海へと注ぐボスポラス海峡の長さは約30km。この橋はトルコ共和国建国50周年の1973年にかけられたもので、全長は約1500m。
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1453年、コンスタンティノープルの戦いに備えて当時のスルタン、メフメット2世の命でわずか4ヶ月で造られた要塞。対岸にはアナドル・ヒサルという別の要塞があります。この周辺の海峡幅は約700mでボスポラス海峡中で最も狭い。
photo by Enrique Freire
別名・第二ボスポラス大橋。これも全長約1500m。
photo by Terrazzo
終点はアナドル・カヴァウ。ビザンチン時代の城塞が丘の上に建っていて、ここからボスポラス海峡と黒海両方の眺めが楽しめます。
桟橋の近くにはクルーズ利用客向けに多くのレストランが並んでいるので、ここでサバなどのシーフードでランチを。
photo by rachaelvoorhees
1865年に完成したベイレルベイ宮殿。スルタンの夏の離宮として造られました。
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