ルンビニはネパールの南部タライ平原にある小さな村です。仏教の開祖・釈迦の生まれた地とされており仏教の八大聖地の1つとして有名です。
ルンビニにはマーヤー・デーヴィー寺院を中心に、アショーカ王が巡礼したときに建立された石柱、釈迦が産湯をつかったという池などがが残っています。特に12月から1月にかけて日本人はもとより多くの仏教徒が巡礼、参拝に訪れています。
1997年にはユネスコの世界文化遺産にも登録されました。
※写真は全てトリップアドバイザー提供
マヤ・デヴィ寺院は遺跡公園の南の端には直径が1km弱の池に囲まれた円形の地域の中心にあります。釈尊が誕生した場所といわれる場所に建てられた寺院として知られ建物の中には、1996年に発掘された釈尊がこの地で誕生したことを記すマーカーストーンやマヤ夫人の像、紀元前3~7世紀ごろのものと考えられるレンガ造りの礎石があります。
紀元前249年にマウリヤ王朝のアショーカ王がこの地を訪れた際に、砂岩で造られのがアショーカ石柱です。石柱には、アショーカ王が即位20年の年にこの地を訪れ石柱を立てたこと、釈尊の生誕地であるこの村は免税され、8分の1のみの納税で許されることなどが刻まれています。
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