上海には上海自然博物館、上海昆虫博物館、上海科学技術博物館、一大会址博物館など多くの博物館がありますが単に『博物館』といった場合はこちらのことです。元々は1952年に旧租界の競馬場跡地に建設されたものの、数回の移転が繰り返されました。その後現在の人民広場移転が決定し、新館が1996年に完成、同年から一般公開されています。外観は最上部に円盤を頂き、頂上には一見取っ手のような半月状のもの生えています。下部はまるで鼎のよう。これは天円地方という中国の世界観を表しえいると同時に、鼎に代表される青銅器コレクションを示しているのです。
ちなみに入場は無料(※企画展除く)です。入り口でセキュリティチェックをして入場しましょう。オーディオガイド(日本語、英語、フランス語、中国語)は利用料40元(※借りるには保証料400元かパスポートを預ける必要があります)。フラッシュ無しであれば写真を撮っても良い展示室も多いです。1階のインフォメーションには日本語のパンフレットもありますよ。床面積が39600m²を誇る館内では書画・磁器陶器・印璽・家具なども展示されていますが、中でも注目はやはり青銅器。清代以前の豊富なコレクションをご覧ください。
施設名 | 上海博物馆 |
住所 | 中国上海人民大道201号 |
電話番号 | +86 21 6372 3500 |
予約 | 団体客は上記電話番号から予約できます |
入場料 | 無料。企画展は有料。 |
音声ガイド | 利用料40元 |
営業時間 | <毎日>09:00-17:00(入場は16時まで) |
定休日 | 無休 |
アクセス | 地下鉄1、2、8号線「人民広場站」駅から徒歩9分 |
公式サイト | http://www.shanghaimuseum.net/cn/index.jsp |
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