ソウルの中心部である鐘路区と中区(チュング)の間を西から東へと流れる人工河川・が清渓川です。2005年10月、清渓川は全長約5.8kmの人工河川が復元され、完成イベントには連休の3日間でなんと約15万人が詰めかけました!現在ではソウル市民の憩いの場として定着、お年寄りから子供までみんなに愛されている清渓川をご紹介します。
李氏朝鮮初期以来、周辺住民の生活排水が流入する下水道代わりの川として利用されており、浚渫・護岸工事が、たびたび行われている。1950年代から1960年代の韓国の経済成長・都市開発に伴いさらに水質汚濁が悪化し、また川岸に朝鮮戦争の避難民などがスラムを形成していた。このためソウル市当局は清渓川を暗渠化し住民を強制移住させるとともに、暗渠の上を通る清渓高架道路を1971年に完成させた。
その後、2000年代に入り市民の署名などにより清渓川復元の世論が高まったことを受け、2003年7月から2005年9月にかけ老朽化が問題となっていた清渓高架道路の撤去と同時に河川の復元工事が行われた(全長約5.8km)。河川の清掃・地下鉄駅舎等から出る地下水を放流するなどの水質浄化対策や親水施設の整備を行った結果、市民の憩いの場となった。
交通事情を考慮して周りの主要道路などの拡張整備を行ったため、清渓高架道路を撤去した後でも交通問題は生じていない。
清渓川の復元は素敵な宇宙船地球号でも取り上げられている。
夜になると清渓川はライトアップされます。とってもロマンチックでカップルからはデートスポットとして人気です。
※写真:トリップアドバイザー提供
前方に見えるチャントンギョ(長通橋)の前後に渡って描かれた壁画です。朝鮮時代の王・正祖(チョンジョ)が両親の墓参りをする様子を横190m、縦2mの陶磁器タイルの壁画に再現しました。
※写真:トリップアドバイザー提供
名称 | 清渓川 / チョンゲチョン 청계천 |
住所 | ソウル特別市 城東区 馬場洞 527-6, (ソウル施設公団) |
住所(韓国語) | 서울특별시 성동구 마장동 527-6, (서울시설공단) |
電話番号 | 02-2290-7111 |
営業時間 | 24時間 |
休業日 | なし |
HP | http://www.cheonggyecheon.or.kr/ |
アクセス | 地下鉄2号線市庁(シチョン、City Hall)駅 5番出口 徒歩5分 |
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