オシャレなレストランやカフェ、さらにはアーティストが集まるバランコ地区。ミラフローレス地区からもすぐのこの場所にある、最も有名な観光スポットが「ため息橋」です。バランコ地区から歩いて海に向かうとあるこの橋は、1876年2月14日に開通しました。その後太平洋戦争や地震にも耐えながらも、幾度となく修復工事が行われました。高さ8.50メートル、長さ44メートル、幅3メートルのこの橋を初めて見たときに、願い事をして息をせずに渡りきることが出来れば願いが叶うと言われています。
さらに、伝説ではバランカに住む裕福な家庭の娘が、汚い街の清掃者と恋に落ちましたが、娘の父親は2人が会うことを禁じました。彼女は結婚することもなく、愛しの恋人を一目見ようと窓の外を見続けました。このため息橋を通る人が、彼女の悲しげなため息を聞いたという話です。
このような言い伝えから、恋人同士で語り合うロマンティックな場所として知られています。また、ペルー人女性歌手チャブカ・グランダの代表作に、橋と同名の歌があることで有名です。
(写真:トリップアドバイザー提供)
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