ホーム > モナコの楽しみ方一覧へ > モナコの郷土料理
モナコはフランスとイタリアを隣国に持つ為、モナコ料理は2か国の素晴らしい食文化の影響を受けています。モナコ料理から多くのフランス料理との共通点を見つけることができるでしょう。酸味と繊細な甘い味の組み合わせ、イタリアのパスタ、ライム等を使った様々な種類の魚料理、そして豊かなモナコの伝統的なレシピをご堪能ください。
ブイヤベースは元々、レストランや市場で販売することができなかったメバルの骨を、マルセイユの漁師が使って作ったシチューでした。伝統的なブイヤベースに使用される魚は少なくとも3種類あります。一般的にred rascasse(Scorpaena scrofa)、sea robin(fr: grondin)、ヨーロッパアナゴ(fr: congre)の3つです。そしてそれらとネギや玉ねぎ、トマト、セロリ、ジャガイモなどの野菜をスープで煮込みます。ブイヨンはルイユ(魚料理に使うにんにくソース)とオリーブオイル製のマヨネーズ、ニンニク、サフランで作っています。そして焼いたパンのスライスにカイエンペッパー(唐辛子の香辛料)をかけ、準備は完了です!
バルバジュアン (Deep-fried Monegasque Pasties)とはペイストリーを使った揚げスナックです。中にオニオンやネギ、フダンソウ、リコッタとほうれん草、パルメザンチーズをたくさん詰め込んでから油で揚げて完成です。
バー・ア・ラ・モナコはスズキを丸ごと使った伝統料理。ジャガイモとニンジンの上にスズキを置き、トマトベースのソースで焼きあげます。
グラタン・ド・フルーツ・ド・マーは、シーフードとワイン、そしてクリームソースベースを合わせた所にマッシュポテトをトッピングし、オーブンで焼いて完成です。
こちらはムール貝の混ぜ物とフダンソウを卵と共に詰めたイワシ料理です。スイスのフダンソウの上で焼いて作ります。
ピサラディエールはイタリア・リグーリア州のフォカッチャ料理です。パン生地は一般的なイタリア・ピッツァよりも厚く、伝統的なトッピングとしてあめ色になるまで炒めた玉ねぎ、オリーブ、にんにくとアンチョビ(全部またはアンチョビペーストタイプ(ピサラ(pissalat))を使います。
トルタ・デ・ブレアはフダンソウを使ったペジタリアン・パイで、リンゴ、砂糖、松の実、チーズをサクサクの生地で包んで焼いたものです。
フーガスとは、プロバンス風のヤシの葉のような形をしたパンです。
こちらはヒヨコマメ粉を使ったパンケーキのおやつです。キツネ色になるまでじっくり揚げます。一般的に白ワインのグラスを添えて頂きます。
この美味しいパイはアーモンドタルト・ペイストリーをベースに砂糖漬けのメロンを使って作られています。アーモンドメレンゲとはちみつシロップ・グラッセで仕上げて完成。
近隣情報