エリア:メキシコシティ チャプルテペック/ ポランコ地区 ジャンル: 観光名所・旧跡 博物館・美術館・劇場
チャプルテペック公園の中に位置するメキシコ国立人類学博物館は、マヤ文明以前からスペイン侵略までの古代メキシコの芸術作品の数々が並び、その規模は世界一です。メキシコで最も訪れられている博物館としても有名です。地上階には古代メキシコの文化、そして2階には現在メキシコに住む先住民族の暮らしが展示されています。まず、博物館に入ると、右手に中央アメリカで繁栄した文化が時系列に並んでいます。その後、四角く囲まれた建物を反時計回りに進んでいくと、メキシコでどのように文明が発展していったのかを見てとることが出来ます。
展示室は23あり、それぞれ特定の地域や文化の展示がされています。メソアメリカ文化のテオティワカン、トルテカ、アステカ、ミステク、サポテカ、オルメカ、およびマヤ文明などがその例です。最も有名なアステカ・カレンダーの「太陽の石」は必見です。1400年後半ソカロの下に埋まっていたところを発見され、約3.6メートル、25トンの玄武スラブ岩です。こちらはオリジナルの作品で、とても貴重なものです。ぜひお忘れないようにしてください。その他の見どころは、8世紀のマヤ文明の墓の復元と完璧な保存された骨組み、テンプロ・マヨールのミニチュア模型、アステカ君主モクテスマ2世の羽が付いた頭飾りのレプリカや、オルメカ文明の巨頭像があります。
メキシコの豊かな歴史をと文化を学ぶには最適な場所で、1日がかりで見学できる場所です。オーディオガイドは、スペイン語、英語、フランス語があり、料金は75ペソで、写真付きの身分証明書を預ける必要があります。
(写真:トリップアドバイザー提供)
こちらは、メキシコのソカロに埋もれていたもので、オリジナルの品です。近くで見るとその大きさには驚かされます。
(写真:トリップアドバイザー提供)
(写真:トリップアドバイザー提供)
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