死海のほぼ北端に位置するクムラン。
1947年にベドウィンのターミレ族の羊飼いの少年が洞窟で偶然発見したといわれる「死海写本」で有名なスポット。
少年が発見した壷には旧約聖書や創世記外典などの巻物が収められ、それまで最古といわれていた写本よりもさらに約1000年古い紀元前250年ごろから紀元70年の間の物と考えられており、20世紀最大の考古学的発見とまで言われた。
それ以降、クムラン周辺には100以上の洞窟があるが、写本が発見された洞窟は全部で11あり、クムランは遺跡として有名になり、整備されてきた。
発見された巻物はエルサレムのイスラエル博物館に展示されている。
クムランの博物館では短編映画の上映や、発掘物とともに当時の発見時の様子など、分かりやすく再現されている。
■開場時間:8:00~17:00(冬季~16:00)
■入場料:21NIS
■行き方:エルサレムからならバス(421,486,487)
Photos by hoyasmeg http://www.flickr.com/photos/emeryjl/
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