コルチュラ島は、クロアチア、ドゥブロヴニク=ネレトヴァ郡の島。アドリア海に浮かぶ。面積279平方キロメートル。島は東西に46.8キロメートルと長く、南北の長さ平均は7.8キロメートルと、細長い形をしています。本土のダルマチア地方と向かい合ってい、島の総人口は16,182人(2001年)、ダルマチア諸島の中ではクルク島の次に人口が多い。そのうち96.77%はクロアチア人、残りは少数民族です。
このコルチュラという島の名前は、海神ポセイドンによってこの島に住まわされた「コルキラ」という美しい髪の妖精に由来しています。島の約60%を覆う鬱蒼とした地中海性の樹林と潅木群が「黒」を連想させたことから、古代ギリシャ人はこの島を「黒いコルキラ」(Korkyra Melaina)と呼んでいました。
また、コルチュラ島は、『東方見聞録』で有名なマルコ・ポーロの生誕地と考えられています。島には「マルコ・ポーロの家の塔」などマルコポーロにまつわる観光スポットも多くあります。
コルチュラ島にはマルコ・ポーロの生家があります。マルコ・ポーロはコルチュラ島で生まれ、その後ヴェネチアに移り住んだと言われています。
※写真:トリップアドバイザー提供
聖マルコ大聖堂の斜め向かいにある、16世紀建築のルネッサンス様式の宮殿を利用した博物館。建物は4階建てで、石細工や造船などコルチュラの産業に関するものが多く展示されています。また、マルコ・ポーロに関する展示品もあります。
※写真:トリップアドバイザー提供
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