ブエノスアイレスに来て、カフェ・トルトーニを見ずして帰ることは出来ません。カフェがいたるところにあるカフェ天国のブエノス・アイレスですが、カフェ・トルトーニが出来た当時には1軒も存在していませんでした。1858年フランス人移民が、パリのイタリアン通りにあった文化人が集う場所の名前からこの名前が付けられました。その後もフランス人の手を引き継ぎ、ブエノスアイレスの文化人やアーティストが集まるようになりました。画家のベニート・キンケラ・マルティンは特にここがお気に入りで、タンゴの神様カルロス・ガルデルなども訪れ、世界的に有名になったカフェにはアインシュタインやヒラリー・クリントンなども足を運んでいます。
店内はとても豪華な美しい木造りで、アルゼンチンアートやティファニーのランプ、ステンドグラスや黄色大理石とブロンズで飾られ、この場所自体が歴史を醸し出しています。ここに来ると、多くの文化人たちが好んで訪れた理由がわかるでしょう。
夜には2回のタンゴなどのショーが行われます。カフェで行われるタンゴですが、そのパフォーマンスは大変素晴らしいです。こちらでは、軽食のサンドイッチのほか、チュロスにホット・チョコレートはカフェにピッタリです。料理とサービスはそこまで期待は出来ないので、こちらにはこの歴史建築とその雰囲気、またタンゴショー、5月通りを散策した休憩などを目的にするといいでしょう。
(写真:トリップアドバイザー提供)
夜には2回タンゴなどのショーが行われます。「カフェのタンゴなんて・・・」と思われるかもしれないですが、素晴らしい体験が出来るはずです。
(写真:トリップアドバイザー提供)
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