7月9日通りと、コリエンテス通りが交わる点に印象的な塔が建っています。これは、スペイン人植民団が初めてこの地に都市を築いた1536年からの、アルゼンチン創設400周年を記念して設立されたモニュメントです。高さは68m、底辺は7×7mと、アルゼンチンのランドマークになっています。
この塔が建つ共和国広場(Plaza de la República)は、スペインからの独立後間もない1812年8月23日にアルゼンチンの国旗が初めて掲げられたサン・ニコラス教会があった場所でした。教会は壊されたものの、オベリスコの北側にはサン・ニコラスを記念した碑文が書かれています。建設当初は多くの市民によって反対されたものの、徐々に街のシンボルとして受け入れられていきました。
アルゼンチン人が祝い事をするときは、必ずここに集まります。アルゼンチンが国際的なイベントで優勝するなどした際は、みながアルゼンチンの国旗を持って集まり、ここを通る車はクラクションを鳴らし、お祭り騒ぎになります。塔に上るようには設計されていないので上がることは出来ませんが、下からのオベリスコの眺めや、夜には非常に美しいのでお近くへお立ち寄りの際は、ぜひチェックしてみてください。
(写真:トリップアドバイザー提供)
(写真:トリップアドバイザー提供)
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