パロ・ゾンは建物の半分は公務員が働くオフィスで、残りの部分はお坊さんが修行や寝泊まりをする寺院として使われている建物です。パロ・ゾンは「リンプン・ゾン」とも呼ばれており「宝石の山の城」という意味の名前を持っています。パロの街を見下ろす場所に建てられており、パロ・ゾンからは美しい景色を眺めることもできます。
パロ・ゾンはもともと17世紀にブータンを統一したンガワン・ナムゲルが建てた城塞でした。後にシャブドゥン・ンガワン・ナムゲルによって拡大され、現在の建物は20世紀初めに火事によって焼失した後に再建されたものとなっています。
ネパールのカトマンズにあるボダナートと共に映画「リトル・ブッダ」のロケ地となったことでも有名な場所で、毎日多くの観光客が訪れています。
※写真は全てトリップアドバイザー提供
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