もともとミラノのオペラ座は16世紀に作られた木造建物で、レアーレ宮の中庭に位置していました。すでに古くなっていた旧座が1776年の大きな火事で焼失してしまったため、当時北イタリアを治めていたオーストリア皇后マリア・テレジアが庶民も入場出来る新しいオペラ座の建設を建築家G.ピエルマリーニに命じました。スカラの聖母マリア教会が立っていた敷地に作られたため、新座はスカラ座という名前で1778年8月3日に除幕式を迎えました。最初に上演されたのはA.サリエーリのオペラ「エウロパ・リコノシュータ」ですが、V.ベッリーニやG.ヴェルディなどが活躍した19世紀にオペラの聖地として有名になりました。第二次世界大戦の空爆で大きな被害を受けたスカラ座が戦後に修復されて、著名指揮者C.アッバードとR.ムーティの活躍もあって、さらなる黄金時代を知りました。
※オペラ座と博物館の見学について特集「オペラ解説」をご参考ください。
トラム1番Santa Margherita-Scala。地下鉄M1・M3ドゥオモ駅から徒歩5分。
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