島の西北端に位置する洞窟の入り口。斜面に空いた高さ1mほどの狭い隙間をボートで潜りぬけると、えも言われぬ不思議な青い空間が広がる。といっても広さは、60×25mほど。ボートで一周するのに、わずか数分しかかからない広さだ。
光の入り口は水深18mほどの海中開口部。光が水中で乱反射し、洞窟内の水全体を青く輝かせているのだ。
この洞窟の存在は、古代ローマ時代から知られていたようだ。その証拠に、古代ローマの彫刻が洞窟の底から引きあげられている。しかし,その後長いこと洞窟を訪れる人はいなかった。悪霊の住処として恐れられていたようだ。その美しさが再発見されたのは、1826年4月のこと。地元の漁師と共に,ドイツの作家と画家が訪れたことがきっかけだった。
天気に恵まれたならば、ぜひ訪れたいポイントだ。
【ボートで行く場合】
マリーナ・グランデの船乗り場から、ボートで青の洞窟の入り口まで行き、そこで小舟に乗り換えて洞窟内へ。
ボート代(往復)13€、小舟8.50€、青の洞窟入場料4€
【バスで行く場合】
アナカプリのバス停から、洞窟入り口の真上までバス。
そこから小舟に乗り洞窟内に入る。
バス一回券 1.50€
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