ハンブルクの歴史によると6つめに当たるこの市庁舎は、遡る事1897年、多数の建築家たちによって手掛けられたネオルネッサンス様式の比較的新しい建物です。シンメトリックでマッシブなこの市庁舎の姿は、大変美しく清楚で近代的でモダンなハンブルク市のランドマークにふさわしいと言えるでしょう。その部屋数は英国のバッキンガム宮殿よりも多いのだそう。
※写真:トリップアドバイザー提供
■場所:ドイツ連邦共和国、ハンブルク州、ハンブルク市
■時間:月−木:10:00〜15:00、金土日:10:00〜13:00
(ドイツ語:毎30分、英語・仏語:必要に応じ10:15から毎時催行)
■休み:公式催事のある時
■入館料:大人€4、14歳未満の小人無料、15名以上の団体€3(予約➡ 040-42831-2064)
■内部見学:ガイドツアーのみで可。ツアーの申し込みはロビーインフォメーションデスクにて。
■その他:アーチが美しい市庁舎のロビーは自由に出入り出来ます。
高さ112mの尖塔を持つ市庁舎の塔からの眺めは大変美しくアルスター湖からハンブルク港などハンブルク市の全貌を見渡す事が出来ます。
720㎡もの大きさを誇る壮麗で煌びやかなこの大ホールでは400人ものゲストを迎え入れての晩餐会を開く事が出来ます。
豪華な絵画で飾られる塔のホールは、市庁舎でも最も美しい部屋の1つとされています。
・バルコニー中央の左右:神聖ローマ皇帝の20体の像
・バルコニー左:9世紀にザクセン族を平定したカール大帝の像
・バルコニー右:12世紀にハンブルクに商業特権を与えた皇帝フリードリッヒ赤髭王、バルバロッサの像
・バルコニー上部のハンブルクの守護女神ハンモニアを描いたモザイク画
・バルコニー上方:ハンブルクの紋章
"Libertatem quam peperere maiores digne studeat servare posteritas"
「先人たちの勝ちとった自由を後世の人々が厳粛に守らんことを」
1892年にハンブルクで大流行したコレラによる犠牲者、約8600人を追憶するために噴水が作られました。噴水の中央に立つのは疫病を表す竜を制する健康と衛生を司るギリシア神話の女神ヒュギエイア。
近隣情報