エスパーニャ広場は現在では多くの大通りが交わる主要な交差点になっていますが、歴史がある場所です。バルセロナを最も象徴的に表す1つであるこの広場は、1929年の万博のために作られました。ここで採用されたのは、建築家プッチ・イ・カダファルクとギジェム・ブスケッツの案でした。当時はすでにモデルニスモ様式の流行が廃れてきていたので、彼らはバロック様式の影響が見られる古典的なスタイルにすることを選びました。
広場の中心には彫刻で飾られた噴水を配置し、万博に訪れる人たちを迎えました。これは、ジュセップ・マリア・ジュジョルによってデザインされました。また、高さ47mの2本のそびえ立つ塔はヴェネチアにあるサン・マルコの鐘楼から影響を受けたもので、下を通る道は噴水広場、カタルーニャ美術館方面へ伸びています。
また広場の周りには、アレーナス・デ・バルセロナというショッピングモールや、ジュアン・ミロ公園があり、とても見所の多い場所です。
広さ約34000平方メートルは、マドリードのエスパーニャ広場に次いでスペインで2番目に広い広場です。
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