カサ・リェオ・モレラを建築したのは、カタルーニャ音楽堂の建築を担当したリュイス・ドメネク・イ・モンタネール(Lluís Domènech i Montaner)です。この家の芸術的な素晴らしさは、カタルーニャ音楽堂のファミリーサイズという人がいるほどです。
1905年にリェオ・モレラ家は、建築家のドメネクに1864年からグラシア通りにある彼らの家を改装するよう依頼しました。ドメネクの監督のもと、カサ・アマトリェールも担当した彫刻家のエウセビ・アルナウとアルフォンス・ジュジョルなどの一流の職人と芸術家の相当な努力で、素晴らしい家を作り上げました。
グラシア通りにあるカサ・リェオ・モレラは、同じブロックにあるカサ・バトリョ、カサ・アマトリェールとともにmanzana de la discòrdia(不協和音の一画)を成しています。
現在内部は一般公開されていませんが、当時ダイニングルームで使用されていた家具はモンジュイックにあるカタルーニャ美術館で見学することが出来ます。
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