トルコ~Turkey

トルコは中東にある国でアジアとヨーロッパの2つの大州にまたがる共和国です。北は黒海、南は地中海に面し西でブルガリア、ギリシャと、東でグルジア、アルメニア、イラン、イラク、シリアと多くの国に接しています。
トルコははヨーロッパとアジアが交わる位置にあるため文化的にもアジアとヨーロッパが交じりあっています。現代では経済的・政治的にヨーロッパの一員として参加しつつあり、トルコ政府の公式見解では自国をヨーロッパの国としており、ヘルシンキ宣言にも署名し、現在欧州連合 (EU)へ加盟申請中となっています。

トルコ人はとっても明るくてフレンドリーです!また親日国としても知られており街中を歩いていて日本語で話しかけられることもしばしば。日本からの観光客も増えてきている人気の観光地となっています。
世界中で愛されているトルコ料理や世界遺産に登録されているカッパドキア、美しいモスクなどオトルコには見どころが満載!1度訪れたらまた行きたくなってしまう、魅力的な国です。

★☆おすすめエリア・見どころ☆★

イスタンブール~Istanbul

ボスポラス海峡に面した、トルコ最大の都市「イスタンブール」。
ボスポラス海峡を挟んでヨーロッパ側とアジア側に分かれており、それぞれがヨーロッパや中東地区への玄関口ともなっています。このため、古くからヨーロッパ文化圏とアジア文化圏ないしイスラム文化圏の交わる場所として独自の発展を遂げてきました。トプカプ宮殿やスルタン・アフメット・モスク、アヤソフィアなどがあり、1985年にユネスコの世界遺産に登録された歴史地区や、ガラタ塔やドルマバフチェ宮殿、軍事博物館など数えきれないほど多くの見どころがあり、日本を含む世界中から多くの観光客が訪れる大人気の観光地です。イスタンブールが世界でも最も素晴らしい都市の一つです。


【スルタン・アフメット・モスク】
オスマン帝国第14代皇帝のアフメット1世によって1616年に建てられたモスク。アヤソフィアとは公園を挟んで対面にあります。その外観の特徴から、「ブルーモスク」とも呼ばれています。均整の取れた外観に加え、大理石の地にブルーの線で施された細密な模様とステンドグラスといったような、内部の装飾も素晴らしく、イスタンブールで一番美しいモスクといわれています。内部は土足厳禁。混んでいると列の最後尾に並んでからモスクに入るまでに20分くらいかかることもあります。入場無料なのでチケット売り場が混むということはありませんが、観光客が靴を脱いで中に入るのに手間取るため、渋滞することもあります。


【アヤソフィア】
かつてイスタンブールがコンスタンチノープルと呼ばれていた時分に東方正教会の聖堂として建造された建物を、イスラム教徒が征服後にモスクとして転用したもの(現在は博物館として開放されています)。聖堂の周りにミナレット(尖塔)が加えられたり、聖堂内にイスラム調の装飾が施されていたりしていますが、その内部にはキリスト教の聖人の壁画など、キリスト教の聖堂だった頃の面影も随所に残されており、通常のモスクとは違った独特の雰囲気を醸し出しています。


【地下宮殿】
4世紀から6世紀にかけて造られたといわれている巨大な地下の貯水槽。多数のビザンチン様式の支柱によって天井が支えられており、それがあたかも宮殿のように見えることからこのように呼ばれています。中は所々ライトアップされており、順路に従って見学することができます。


【ドルマバフチェ宮殿】
イスタンブールの新市街側、ボスポラス海峡に面して建てられたオスマン帝国の宮殿。帝国末期の1853年に旧来のトプカプ宮殿に替わって宮殿として建造されたものです。共和制移行後は、政府庁舎として用いられたこともあり、トルコ建国の父ケマル・アタテュルクの執務室などが残されています。アタテュルクが死亡した部屋のベッド横の時計は、死亡した9時5分を示しています。総面積約1万5千平方メートル、部屋は285室、広間も43室あり、それぞれ趣が異なった内装になっており、宮殿は男のみ入れるセラムルク(Selamlık)と男子禁制のハレム(Harem)のふたつに分かれています。現在は博物館として一般に公開されており見学はガイドツアーのみ可能です(英語によるガイドツアーあり)。


カッパドキア~Cappadocia

カッパドキアは中央アナトリア地方にある奇岩地帯で、トルコが誇る世界遺産のひとつであり、主要な観光地の中でも最も有名な場所のひとつです。

カッパドキアの歴史は新石器時代から始まり、ヒッタイト、ペルシャ、ヘレニズム、ローマ、ビザンチン、セルジューク、オスマン帝国、そして現在まで続いています。 4世紀頃から、キリスト教の修道士が洞穴の中で生活を始め、8世紀にはイスラム教徒の迫害を逃れるため、地下都市や岩窟の中で隠れ住んでいました。 ギョレメには約30の岩窟教会や、カッパドキアには確認されたものだけで36の地下都市があります。現在公開されている地下都市は4箇所のみで、多くの旅行者が訪れるのはカイマクルとデリンクユ地下都市の2つです。


【ギョレメ屋外博物館】
世界遺産の一部である屋外博物館。13のビザンチン時代の教会、修道院があり毎日多くの観光客が訪れています。


【カイマクル地下都市】
地下5階まである人気の地下都市のひとつ。デリンクユに比べれば階層は少ないですが、横への広がりが大きいつくりになっています。


【ローズバレー】
カッパドキアの中でも最も美しい峡谷のひとつ。紅色の岩の色からこの名前がつきました。ローズバレー内にもいくつかの教会があり、7世紀頃の彫刻や11世紀のフレスコ画も見ることができます。また、カッパドキアでも有数の夕日の絶景ポイントでもあり、夕焼けに染まる紅色の大地は絶景です。夕日に合わせたハイキングツアーもギョレメからほぼ毎日催行されています。

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