シンガポールの通貨と両替

■シンガポールの通貨単位はシンガポール・ドル(S$)、補助通貨はシンガポール・セント(S¢)です。サイトでは$、及び¢と表示させて頂きます。2014年2月の時点で$1は約80.3円です。
■シンガポールへは日本円を持っていき、シンガポール・ドルに両替ができます。日本の空港でもできますが、チャンギ国際空港内にも両替所がありますのでご安心を。

紙幣の種類

紙幣は2,5,10,50,100,1000、1万シンガポールドルの7種類。1万ドル札は世界最高額の紙幣と言われていますが旅行中に見かけることはないでしょう(私も未だ見たことがありません!)。紙幣に印刷されているのは初代大統領のユソフ・ビン・イサーク氏。

硬貨の種類

硬貨は$1、¢50,20,10,5,1の6種類。$1コインは八角形をしています。これは風水に基づいてデザインされ、八角形は全方向からのエネルギーを引き寄せるパワーがあり、お守りの意味合いもあるそうです。さすが中華系の多いシンガポールならではですね!

両替

■シンガポールでは日本円をシンガポール・ドルに両替をする必要がある。両替所は空港、市内の銀行、ホテル、街中の公認両替商(Authorized Money Changer)の看板がある両替所などがあり、レートはそれぞれ異なる。
■一般的にホテルのレートはあまり良くはない。街中は観光地ゆえ、至る所でMoney Changerの看板を見かけるが同じショッピングセンター内でもそれぞれの店舗で多少のレートの違いがあるので比べてみたほうが良い。

クレジットカード

■シンガポールのショッピングセンター、ホテル、飲食店などではクレジットカードが使える。ビザ、マスターカードを始め、アメリカン・エキスプレス、JCBなど。使う前には念のため、お手持ちのクレジットカードが使えるかどうか、店員さんに確認をするとベターだろう。
決算にはシンガポール・ドルが適用され、その時のレート、及びカード会社手数料がかかる。
■ホーカーセンター(屋台)やフードコートなどでは現金のみの取り扱いとなることが多い。ホーカーセンターではレジもなく、現金の受け渡しのみ、が行われることが多い。
■店舗によってはクレジットカードの支払いができるが現金と違い、2-4%の手数料がかかるところもある。
■ATMは24時間使え、取り扱いカード会社の一覧が貼ってある。操作方法は英語となる。
■万が一の紛失に備え、カード発行会社の連絡先(シンガポールからすぐに取れる連絡先)、カード番号、有効期限などを控えておこう。
紛失時は再発行のため警察に届け、LossMemo(紛失、盗難証明書)を発行してもらうこと。

ブルネイ・ドル(Brunei dollar )

ブルネイとはシンガポールから飛行機で2時間のカリマンタン諸島北側に位置するイスラム教の石油王国。
ここの通貨ブルネイ・ドルとシンガポール・ドルの為替レートは同等に固定されているため、シンガポール国内でブルネイ・ドルが同じように使える(ブルネイでも同様にシンガポール・ドルが使える)。そのため、ショッピングの際にブルネイ・ドルのおつりがくることがごく稀にあるが、偽札!と驚かずに。ちなみに最近は見かける機会が減った。

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