トッレ・アルジェンティーナ広場
Largo di Torre Argentina  
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エリア:コロッセオ、フォロ・ロマーノ周辺   ジャンル: 広場・公園   観光名所・旧跡   街並み・街歩き

  観光の特徴: 歴史・文化   カップル   ファミリー   マニア   子供連れ   シニア   グループ・団体

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「ブルータス、お前もか!」と猫天国の広場

こちらは古代のカンプス・マルティウス(かつてのローマの中心地)に位置する広場です。共和政ローマ時代の4つの神殿の遺跡があり、ポンペイウス劇場の一部が現存しています。名称は「アルジェンティーナ塔 (Torre Argentina)」が由来。1503年、教皇の祭式係長だったJohannes Burckardt がこの広場に隣接する場所に邸宅を建て、そこにこの塔がありました。(広場には他にも塔がありましたが、名称とは無関係)イタリア統一運動後の1909年、ローマの部分的再建が決定され、アルジェンティーナ塔付近は取り壊すことになりました。しかしその作業中の1927年、大理石像の大きな頭部と腕部が発見されます。考古学的調査により4つの神殿とポンペイウス劇場の一部が見つかり、そこが共和政ローマ時代の「聖域」だったことが判明したのです。「ブルータスお前もか!」一度は聞いたことがある有名な台詞ですね。ユリウス・カエサルはポンペイウス劇場の敷地内で暗殺されましたが、その場所はこの広場内にあると言われていました。2012年10月10日、スペイン国立研究協議会の考古学チームが、カエサルが暗殺された正確な位置を特定したと発表。後継者となったアウグストゥスが暗殺地点に建てさせた幅3メートル、高さ2メートルの構造物を発掘し、「この発見により、カエサルが元老院を主宰中に議事堂で刺されたことが確認された」としています。歴史的な場所です。また、こちらの広場は「猫の避難所」としても有名。彼らの伸び伸び暮らす生活ぶりも併せて観ることができますよ!

カエサルの殺害現場とされる場所

花が手向けられています。

猫の避難所

可愛らしいにゃんこが一杯です!なぜこんなに多くいるのかというと、実はボランティアの人たちがここで野良猫を保護しているのです。広場には「Torre Argentina Cat Sanctuary」というボランティア施設もあります。治療が必要な子や譲渡対象の子はこちらで生活しています。猫たちは人に慣れており、歴史ある広場でまったり暮らしています。

基本情報

施設名Largo di Torre Argentina
住所Via Marco Paio 15, Rome, Italy
電話番号[ボランティア施設]+39 06 454 25240
入場料無料
営業時間[ボランティア施設]<毎日>12:00-18:00
アクセスバス「VIA TORRE ARGENTINA」駅下車、徒歩すぐ
公式サイト[ボランティア施設]http://www.romancats.com/index_eng.php

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コロッセオ、フォロ・ロマーノ周辺
住所
Via Marco Paio 15, Rome, Italy
marker 目的地
バス「VIA TORRE ARGENTINA」駅下車、徒歩すぐ