オランダでの自転車の存在感

自転車大国と呼ばれるオランダで、歩けるようになった子からお年よりまで、自転車は人々にとってなくてはならないものです。
オランダは平地が多く自転車走行にはとても向いている土地のうえ、自転車道の整備、ルールの制定などとても利用しやすい環境が整っています。

オランダでは2台までの並走が認められており、右側がゆっくりの人、抜くときは左からと決まっています。ですので、小さいときから、親と並走しながら自転車のルールを学び、多くの子が自転車で学校に通うようになります。

ルール

★自転車は常に右側通行です。
→ラウンドアバウトというサークル状の交差点も必ず右側通行です。(ラウンドアバウトを左折したい場合も右側から遠回りしてまわります)

★手でサインを出します&アイコンタクトもします。
→右折や左折、逆サイドに渡りたい場合なども必ず、その方向の腕をしっかり上げます。そして、重要なのが、アイコンタクトです。必ず、対象の車や歩行者、自転車などに目で合図を送ります。オランダ人は、普段からやっている事なので、進んで良いのか迷った場合に最終的な判断方法となります。

★右から来る車、自転車、人が最優先。
→ラウンドアバウトではない、十字路など、優先される対象が日本とは異なります。
どんな状態でも、右側から来る対象があれば、進み始めていても止まるのがマナーです。

★アムステルダムは、特にルールを知らない旅行者やトラムなどの交通機関があり、
人もかなり多いので、是非気をつけてレンタル自転車などを利用して、サイクルを楽し
んでみてください。


レンタルサイクル

アムステルダムには、数件のレンタルサイクル店があります。通常貸し出している自転車は、ペダルブレーキの物がほとんどです。大きさやブレーキなど、借りる前には乗りこなせるかを必ずチェックしてからご利用ください。
アムステルダム中央駅から離れると人ごみも回避できますので、気持ちの良いサイクルを楽しめると思います。(但し、水辺は風が強いので逆風だとかなり厳しい思いをしますのでご注意ください)


また、大きい鉄道駅(NS)では、レンタルサイクルがあります。

駅連絡サイクルHP:http://www.ov-fiets.nl/


オランダの子乗せ自転車(バックフィッツ)

前の箱に子供たちを乗せたり、荷物を乗せたりして走ります。

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