エリア:アマルフィ海岸 ジャンル: 観光名所・旧跡
11世紀後半に建設されたアラブ・ノルマン様式の聖堂。
ライオンを両わきに従える門をくぐると、柱廊に囲まれた前庭に出る。半円アーチ上部には、火山岩のはめ込み細工(インタルシオ)が施されている。入り口の青銅の扉は、1099年にコンスタンティノープルで鋳造されたもの。2頭の小さなライオン像と、繊細な文様の彫られた大理石が扉の両わきに飾られている。
内部は3廊式。右廊には見事なはめ込み細工で装飾された大小の説教壇がある。色鮮やかな、渦巻き模様とその中の幾何学模様は目を見張る美しさだ。また、後陣には美しいモザイクが輝く。地下にはバロック様式のクリプタがあり、聖マタイの遺体が安置されている。こちらの豪華な装飾も必見だ。
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