339年に完成したこの教会はイエス・キリストが生まれたとされる洞穴の上に聖堂が建てられている。日本語で生誕教会または降誕教会とよばれる。
6世紀に火災などによる被害で当時のものが現存するのはわずかなモザイクの床のみであるが、その6世紀に再建された状態が基本的には現在の姿である。
2012年にパレスチナで初めて世界遺産登録されたことでも話題になった場所である。
世界中から絶えず多くの巡礼者が集まり、生誕の場所とされる建物地下へ入る場合など、行列などで時間がかかる場合が多いので、時間に余裕を持って訪れたい。
アラブの町の中にある荘厳な雰囲気の教会はキリストに興味がない人でも十分に感動できるスポットだ。
■開館時間:夏季 6:30~19:30、冬季 5:30~17:00
■休日:無休
■入館料:無料
教会はイスラエルが建設した壁によって隔てられているパレスチナ自治区のベツレヘムにある。
パレスチナ自治区はアラブ人の町であり、世界中が和平の状況を見守る特殊な場所でもある。行き来にIDや荷物のチェックがある場合があるのでパスポートを忘れずに携帯して行ってほしい。
基本的な行きかたとしてはエルサレム旧市街のダマスカス門前付近のバス停からアラブバスNo.21で40分ほど。バスを降りるとアラブ人がタクシーなどを誘ってくるがトラブルの可能性もあるので徒歩のほうがよい。教会まで徒歩で約15分。
行きは基本的にチェックは無いがベツレヘムから出るときにチェックがあるケースが多い。
Photos by young shanahan http://www.flickr.com/photos/youngshanahan/, lyng883 http://www.flickr.com/photos/lyng883/
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