健康と安全があってこその旅!

病気予防

旅の疲れや慣れない環境、食事が原因で体調を崩すことがある。
少しの対策で病気を防ぐことができる。
1、体を酷使しない。
2、食事の前に手を洗う、食器をアルコール消毒する。
3、きちんと加熱をした食べ物を食べる。
4、生野菜や氷の入ったジュースを避ける。
5、屋台での食事は極力避ける。
6、キャップが閉まっているのを確認したミネラルウォーターを飲む。

風邪

インドは暑いが、そのせいでお店やバスはとても冷房が効いている。
気温差で風邪を引かないように羽織るものを持ち歩き、汗をかいたらタオルで拭くようにする。

下痢

慣れない環境や疲れ、刺激の強いスパイスなどを使ったインド料理を食べることによって胃腸が弱くなりやすい。
大体はお腹が痛くなって下痢をする程度のもので、胃腸薬や下痢止めを飲んで1〜2日安静にしていれば治るものが多い。
しかし38度以上の高熱や、血便、米のとぎ汁状の下痢がとまらない等の症状が出る場合、赤痢菌などの細菌性の病気に感染している可能性があるので早めに病院へ行くのをお勧めする。

熱中症、日射病

インドでは夏季は非常に気温が上がる。
ベストシーズンのムンバイでも相当の暑さになる。
外では常に帽子をかぶるようにし、暑さで体力が奪われるのでこまめにと水分補給と休憩をとるように。

マラリア

マラリア患者の血を吸ったハマダラ蚊が媒介するインドで一年中発生している病気である。
潜伏期間は1〜4週間で、高熱と悪寒を起こすのが特徴。最悪の場合死亡する危険性もある。
長袖のシャツ、長ズボン、防虫スプレー等で感染を防ぎたい。

デング熱

この病気も蚊が媒介するもので、症状は発熱、筋肉痛、解熱する際の発疹。
潜伏期間は1週間程度。

狂犬病

狂犬病の犬のほとんどは昼はすやすや寝ているが、夜になるとよだれを垂らしながら徘徊し、凶暴化する。
咬まれて発症するまでは9日から2年の潜伏期間があり、発病したら100%死亡する。
狂犬病ウイルスはすべての哺乳動物が感染するので、犬以外の他の動物にも近づかない、触れない。

トラブル対策

残念ながらインドでは日本人旅行者を狙ったトラブルが後を絶たない。
周りに事件がわんさか転がっているので、インドで身を守るには疑い過ぎぐらいでちょうどいい。
1、 スリ、置き引きが多いので常に荷物を肌から離さない。
2、 麻薬の誘いには絶対に乗らない。
3、 知らない人から食べ物を進められても断る。
現地の人に上手な日本語で「自分は日本人の友人がいる」と話しかけられ仲良くなったところで睡眠薬入りのチャイなどを勧められ、目が覚めるとすべて盗まれていたという事件もある。
4、タクシーやリクシャーの運転手が目的地に行くまでにお店に寄ることがある。大体は運転手が連れて行ったお店から客引きの手柄でお金をもらっている。買うまでとにかくしつこいので寄らないようにする。
5、旅行会社で高額なプランを組まされたり、観光地で頼んでいないのにガイドをし始め、最後にガイド料を請求されたりすることも。
6、街中での買い物でクレジットカードに細工をされたという事件もある。使用する際はルートと通貨を確認し、必ず目の前で切ってもらう。
7、夜道を一人で歩かない。

緊急連絡先

警察  100
消防署 101
救急車 102

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