シュコダル湖はモンテネグロとアルバニアの国境にある湖で、バルカン半島最大の湖です。この名称は北アルバニアの都市シュコドラから名付けられました。全体の2/3がセルビア・モンテネグロ領、残りの1/3がアルバニア領にあり、湖はモラチャ川(Morača )が流れ込み、ボヤナ川(Bojana)を通じて32km先のアドリア海に流れ込んでいます。
モンテネグロ側の湖とその周辺地域は、1983年に国立公園に指定されており、この地域はヨーロッパ最大の鳥類の保護区となっています。約270種の鳥が生息し、狩猟鳥やヨーロッパでも残存する生息地の少ないペリカンなども生息しています。この周辺は1996年、ラムサール条約の「国際的に重要な湿地」に登録され、観光客からも人気のある観光スポットになっています。
※写真:トリップアドバイザー提供
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