主要都市内の公共交通機関

・バスを利用する:どの都市も、車内アナウンス及び停留場名はありません。乗りたいバスが近づいて来たら、手を挙げて運転手に乗る意思を伝え止まってもらいます。料金は前払い制が多いです。乗車時に、目的地を運転手に伝えると、下車する場所をアナウンスしてくれるでしょう。
・電車を利用する:車内アナウンスもあり、比較的時間通りに来ますが、5分程度の遅れは日常茶飯事です。夜間は治安を考え、乗客の多い車両に乗るなど気をつけましょう。また、プラットフォームの足元に「Night Safe Area」と書いてあるところから乗るようにしましょう。いつも見回っている訳ではありませんが、車両はガードマンが見回りをしていて安全ですというエリアです。なお、通勤・通学で電車が利用されている都市は、シドニー、メルボルン、ブリスベン、パースです。
・タクシーを利用する:ドアは自動ではないので、自分で開閉します。後部座席もシートベルトが義務化されている都市もあるので、お忘れなく。

ケアンズ

街自体は小さいので、日中は中心部を歩いて回るのも良いでしょう。
■バス
市民はマイカー移動が主流で、バス利用者はほとんどいません。その為、運行本数も少なく、平日でも30分~1時間おきに1本程度です。バスターミナルは、中心部のレイク・ストリートにある「シティ・プレイス」。各方面行きのバスは、たいていここから発着します。バス運行会社の「サンバス(Sunbus)」の公式サイトで、路線図や時刻表を前もって入手しておくのがお勧めです。

■タクシー
市内で運営している会社は「ブラック & ホワイト・タクシー(Black & White Taxi)」の1社のみ。乗り場はバスと同じく「シティ・プレイス」や、ホテルやショッピングセンター前などにあるタクシー乗り場です。流しのタクシーはほとんどないので、ホテルのフロントやレストランに行った際は電話で呼ぶ必要がありますが、頼むと直ぐ迎えに来てくれるので便利です。

ゴールドコースト

サンシャインシティと称されるように、年間300日は晴天の街。上手に交通機関を利用し、観光を楽しみましょう。
■バス
・サーフサイド・バス(Surfside Bus):市内巡回バスで、北はサンクチュアリー・コーヴやドリーム・ワールド、南はツイード・ヘッズまで網羅しています。観光に使う路線は限られているので、コツさえつかめば旅行者でも乗りこなせるはずです。料金は$3〜。

・ゴールドコースト・ツーリスト・シャトル:「空港〜市内」および「市内主要ホテル〜主要テーマパーク」を結ぶバスです。事前予約をしておけば、ホテルまで迎えに来てくれるので大変便利。料金は、往復$15~です。

■タクシー
市内にはタクシー乗り場が数カ所あります。流しているタクシーを止めて乗り込むのも可能です。ホテルのフロントやレストランから呼ぶことも出来ます。料金の目安は、平日が$3〜。平日の夜間や土日・祝日は$4〜です。

シドニー

公共交通機関が発達しており、市民と観光客共に利用されています。
■バス
・無料巡回バス:CBDシャトル・ルート555
「セントラル駅(Central)」~「サーキュラー・キー(Circular Quay)」の間を約10分間隔で運行。市内の主な観光スポットへも、徒歩数分程度の所で乗降り出来るので便利。乗降可能なバス停・バスには、「555」の表示が出ています。

・その他の路線バス
市内には細かく路線バスが網羅されているので、ほとんどの場所へ行くことが出来ます。本数も多いですが、郊外行きバスは、30分〜1時間間隔で運行しています。

■タクシー
荷物が多い時や、ちょっとした移動の際、土地勘があまり無い方には目的地の目の前まで行ってくれるので、便利。初乗りは$3〜。

■鉄道
・シティレール:東西南北に10本の路線が走っています。中心部だけ地下を走っており、地下鉄のように使うこともできます。

・ライトレール:「セントラル駅(Central)」〜郊外の地域「リリィフィールド(Lilyfield)」を結ぶ路面電車です。カジノのあるスターシティやフィッシュマーケットに行く際は大変便利。車窓も楽しみの一つです。

■フェリー
オペラハウスの最寄り駅「サーキュラ・キー(Circular Quay)」から、往復運航しています。タロンガ動物園やダーリング・ハーバーやマンリービーチ方面へ行くときに便利です。料金は片道片道$5〜。

メルボルン

メルボルン都市交通局が、路面電車・鉄道・バスを運営しています。電子チケットの「マイキー(myki)」を購入し、3つ全ての交通機関を自由に乗りこなせます。一人一枚必要で、17歳以上の大人料金は$6〜です。
■路面電車:トラム
市内とその周辺を運行しており、移動に大変便利。約190の停留所があり、乗りたいトラムが来たら手を挙げ乗車します。

■電車:シティーループ(City Loop)
主要駅は5つ。「フリンダーズストリート駅(Flinders Street)」・「フラッグスタッフ駅(Flagstaff)」・長距離列車が停車する「サザンクロス駅(Southern Cross)」・ショッピングの中心「メルボルンセントラル駅(Melbourne Central)」・州議事堂の目の前「パーラメント駅(Parliament)」です。

■バス
市内はトラムがほぼ網羅しているので、観光客がバスを利用する機会は少ないでしょう。電車・トラムではカバーしきれていない郊外に行く際に重宝するでしょう。主要駅や公式サイトで、路線図を前もって入手しておくのがお勧めです。

■タクシー
主要駅や大通りにタクシー乗り場があります。流しのタクシーは捕まえににくいので、ホテルのフロントやレストランから呼ぶこともできます。料金の目安は、$3〜。また、深夜料金は20%増し、電話でタクシーを呼んだ場合は約$2加算されます。

パース

パース交通局トランスパース(TransPerth)が、バス、電車、フェリーを運営しています。料金はゾーン制で、3つ全ての交通機関で共通です。電子マネーの「スマートライダー(Smart Rider) 」を利用すれば、現金より安く乗車できます。
■バス
・市内無料バス:キャット(Cat)
市内を無料で巡回するバス。非常に便利なので観光客だけでなく、市民も利用しています。路線は、赤・青・黄・緑の4種類。パース・シティ駅を中心に巡回しています。

・市バス
市内無料バス、キャットではカバーしていない郊外へ延びる路線が多いです。バス停には時刻表がないので、パース駅やバスターミナル、公式サイトで事前に確認しておくのがお勧めです。

■電車
パース駅を中心に、5路線が運行しています。

■フェリー
バラック・スクエア(Barrack Square)から乗船します。対岸まで約10分で結んでいます。

■タクシー
主要ホテル前や大通りにタクシー乗り場があります。手を挙げて流しのタクシーを止めることも、レストランなどから手配して乗車することも可能です。料金の目安は、平日が$4〜。平日の夜間や土日・祝日は$5〜です。

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