周りを大統領府、カビルド、大聖堂などの歴史的建造物に囲まれる5月広場は、ブエノスアイレスの中心地であり、観光名所の1つです。五月広場と言う名前は、アルゼンチン独立運動が始まるきっかけになった1810年5月25日の「5月革命」に由来します。5月革命は政治的な中心地として現在もあり続け、歴史の名残からか、ここではよく抗議デモが行われます。
この5月広場は、その昔スペイン人征服者たちが入植した後の1580年に建設され、その周りにカピルドと呼ばれる市庁舎や大聖堂などを建て、街を造っていきました。
大統領府前には、アルゼンチンの国旗を作成したマヌエル・ベルグラーノ将軍の像が建てられています。広場中央には「5月のピラミッド」と呼ばれる五月革命の1周年とスペインからの独立を記念した白い塔が建設されています。現在のものは1911年に作られた、オリジナルの塔を拡張させたものです。
(写真:トリップアドバイザー提供)
広場の中心にある白が印象的な塔「5月のピラミッド(Pirámide de Mayo)」です。スペインからの独立を記念して、5月革命の1年後1811年に建てられたものです。
(写真:トリップアドバイザー提供)
広場の周りは歴史的建造物が並びます。最も印象的なのは、ピンク色をした建物の大統領府です。その色から"Casa Rosada"、ピンク色の家と呼ばれています。
(写真:トリップアドバイザー提供)
アルゼンチンの国旗を作った、マヌエル・ベルグラーノ将軍です。彼はアルゼンチンの10ペソ札の肖像に描かれる、アルゼンチン独立運動の英雄です。
(写真:トリップアドバイザー提供)
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