7月9日通りは、ただの大通りではありません。最大幅約140mで、16車線の規模を誇る通りは、世界で1番幅の広い通りとして知られています。信号が青になっても1回で渡りきれないので、渡りきるのに、何度も信号待ちをしなければいけないかもしれません。大統領府から国会議事堂までをつないでいるので、渡る機会には少なからず恵まれると思います。
名前の7月9日とは、アルゼンチンの独立記念日である1816年7月9日に由来します。かつてはフランス様式の建物が並んでいましたが、1936年に、この大通りを建てるために取り壊されてしまいました。唯一、フランスが自分たちの大使館を壊されるのを拒み、地元住民もそれに賛同したため、取り壊しを回避されました。現在も残るそのフランス大使館は、建築の傑作として広く評価されています。有名な記念碑オベリスコがあるのもこの通りです。
(写真:トリップアドバイザー提供)
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