5月広場を囲む一角の小さなコロニアル調の白い建物がカビルドです。これは市内でも最も歴史のある建築の1つで、スペイン人がアルゼンチンにやってきた時代まで遡ります。
アルゼンチンを支配したスペイン人によって設立された市議会として1580年代から1800年代まで使用されていました。本来は左右それぞれに5つのアーチを持っていて、5月広場の一画全てを占めるほど大きな建物でしたが、1800年代後半と1900年初頭に、5月通りとディアゴナル・スール通りを建設するために、これらは解体されてしまいました。スペインからの独立を宣言する会議が開かれたブエノスアイレスの重要な史跡は、独立200周年を記念してその展示スペースを拡大しました。
現在は博物館として使用され、植民地時代の絵画や家具のほか、その窓からは5月広場を望む絶景が楽しめます。5月広場を囲む建物の中では、唯一の植民地時代からの建物です。衛兵の交代が毎時行われていて、そちらを目的に多くの人が訪れます。木曜と金曜にパティオにて開かれる工芸品フェアも賑わいを見せます。カフェもあるので、リラックスするには最高の場所です。
(写真:トリップアドバイザー提供)
パティオにはカフェがあり、木・金曜の午前11時から午後6時まで工芸品フェアが開かれます。
(写真:トリップアドバイザー提供)
現在は博物館になっているカビルドでは、植民地時代の記憶が展示されています。家具や洋服などの調度品が並び、当時の光景を想像することが出来ます。
(写真:トリップアドバイザー提供)
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